島木赤彦生誕地

「みずうみの氷はとけてなほ寒し 三日月の影波に映ろふ」 ふるさとの冬をこう詠んだアララギ派の代表島木赤彦は、明治9(1876)年に、旧上諏訪村角間(現諏訪市元町)に塚原浅茅とさいの四男として生まれた。21歳の時、下諏訪町久保田家の養嗣子となったため本名は久保田俊彦。赤彦の生家は既に無いが、跡地は児童公園になっており、「山を下った良寛様は村の子どもと毬ついてゐた…」と赤彦が良寛をうたった詩が記念碑として刻まれている。

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