本宮(諏訪大社 上社)

上社周辺

諏訪湖をはさんで南に上社、北に下社があり、さらに上社は本宮と前宮、下社は春宮と秋宮に分かれている。ご祭神は信濃の国造りをしたと伝えられる建御名方 (たけみなかた 男神)と八坂刀売(やさかとめ 妃神)を祀るが、一般的には古くから上社に男神、下社に女神の信仰が広く伝わっている。また、下社には御 二柱に併せて御兄神八重事代主(やえことしろぬし)を合祀する。雨、風、水を司る神として古くは国家安泰と五穀豊穣などの祈願が行われた。一方では武勇の 神として武田信玄や徳川家康などの武将からも信仰を集めた。平安・鎌倉時代には全国にお諏訪様信仰が広がり、現在も御分社は一万有余社になる。大社の氏子 域は諏訪地方全域に及び、式年造営御柱大祭「おんばしら」をはじめ、特殊な神事、祭りを今も守り伝えている(上社では蛙狩神事、御頭祭などが有名)。

本殿をもたない独自な建築様式の諏訪大社の中で、本宮は建築物が一番多く残っており、また、御神体山である官山を拝むという特徴を持ち社殿は諏訪造りといわれる独自の造りである。明治維新までは近くに神宮寺があり、普賢堂、五重塔はじめ、たくさんの寺院が立ち並ぶ門前町を形成していた。

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連絡先

0266-52-1919(上社本宮社務所)

駐車場

駐車場無料(バス可)

トイレ

トイレあり(身障者用あり)

料金

宝物殿500円(小中学生300円)

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